2018年12月12日水曜日
第9章 運搬訓練
いくつかの犬は自然に運搬をし、時にそのような犬が立派な運搬犬になる事がある。しかし若し犬が運搬をするように要求された場合は、彼は強制的に訓練されなければならない事は意見の一致をみている。強制訓練とは、彼が命令により、又かりに彼が気が進まない時でも運搬をしなければならない事を意味する。殆んどの犬は若犬の頃、おだてられたりすると、自然に運ぶものです。しかし或る犬は満足すべき結果に達するには強制訓練しなくてはならない。運搬を要求しているトライアルで、競技している殆んどの犬は強制訓練を受けている。
2018年12月11日火曜日
第8章 シューティングドックのブレイキング (強制訓練)
ブレイキングの語が意味するのは、他の指示がある迄、犬は鳥の飛翔や銃の発射(ウイング・アンド・ショット)にも不動のまま留まっている訓練の事です。この事は実猟をうまく行うのに絶対的に必要なものではない。多くのハンターは飛翔には不動のままにさせ、発射の際は動いても良いとしている。或る人はゲームを更に早く運搬する為に、飛翔でも動いて良いと提唱している。
2018年12月10日月曜日
第7章 最終的な家庭訓練
私達の犬は楽しい狩猟の日々を与えてくれるとは言いながら、まだまだ完成されたシューティングドック(実猟犬)とは申し難い。たとえ彼によって鳥を撃ち落とす事が出来るにしても、訓練は尚完成迄続けなければならない。すべて訓練のプログラムは一つ一つの堅実な前進であるべきです。一旦若犬が訓練のプログラムを出発したならば、若しこのプログラムが正しく行われた場合は、何等それを妨害する邪魔者なしに、完成迄犬は非常に良くそれを成し遂げるように思える。
昔の人の言った「老犬には新しい技術を教える事は出来ない」という言葉には確かにどこか真実がある。訓練過程にある若犬は成犬に比べてより易しく、そして早く学ぶように思える。また、二人或いは更に多くの人々の手を借りて訓練された犬に比べて、たった一人の訓練者から全部を通して訓練された犬の方がより早く進歩し、そして又より良い結果を生むように思える。ただ一人の方法に馴らされた若犬の殆んどのものは、新しい次のハンドラーに順応するのには、かなり調整を要するようです。成犬においてはこの点は大変優しい。
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