2019年3月25日月曜日

ハウンドの血が走らせる。【ポインターの歴史】



最近は米系について、書籍を読みかえしてます。

イングリッシュ・ポインターのルーツ


諸説は色々ありますが、17世紀半ばぐらいまでは、まだ今日のようなポインターは存在したいなかったようです。

元祖はウサギ狩り犬

もともとはスペインからイギリスに持ち込んだスパニッシュポインターでウサギにポイントする犬です。
まだ猟銃も大型で、ウサギ猟に使うには大きすぎる時代ですから、専らグレイハウンドとパックで使役していたようです。

猟法は、スパニッシュポインターがウサギの寝屋をポイントすると、寝床にリードを付けたのグレイハウンドと共に接近して、ウサギを起こしたところで、すかさず紐を解いてグレイハウンドに追わせるやり方です。

グレイハウンドはサイトハウンドですから、あの俊足で目で見た獲物を追いかける本能を持っているので、走り出したウサギを見ると猛然とダッシュして追い回した挙げ句捕まえてしまいます。




英セターと英ポインターの原種

当時の英国貴族は、鳥猟の流行に伴い、ヨーロッパ各地からポイントする犬を集めてきました。
これらのポインティングドックと、スパニッシュポインターを交雑して作り出したのが、イングリッシュ・ポインターの原種です。

猟銃が携帯しやすく取扱も簡単に改良されると、ポインティングドックを使った鳥猟はますます盛んになりました。
そこで、足の速い俊敏な狩り込みする犬を競って求めるようになりました。

こうして原種のポインターと他犬種の異種交配が始まるですが、主に使用されたのは、狐猟に使用されるフォックスハウンドです。
このほか、ブラッドハウンドやグレイハウンドなども使われたようです。
作種した犬は敏捷な行動と優れた嗅覚、確実なポイント能を考慮して選択繁殖されました。

17世紀後半になると、現れるのがイングリッシュ・セターの原種です。
この頃は、ゲームの前でセットする長毛種のセッティングスパニエルでしたが、これに改良したイングリッシュ・ポインターの、優れたポイント能や猟欲が加えられて現在のイングリッシュ・セターが誕生しました。

ところが19世紀に入ると、ポインターの性能はハウンドの性格が強くなり、子犬の頃から呼び戻し訓練をしっかりしないと、勝手に走りすぎて使いにくい性質を示すようになりました。

そこで、激しいランニング欲を和らげるために、英セターの血が取り入れられることとなりました。

19世紀後半に入ると、KCが創設されて、ヨーロッパでもFTが開催されるようになりました。

米系英ポの誕生

英ポインター・セターが米国に渡ったのは、英国からの移民によるものです。
英国の支配が南部に及ぶと、短毛種は温かい南部の農場主に好まれ、長毛種のセターは北部のニューイングランド地方で普及していきました。

これまでの英ポインターは、徒歩でやる鳥猟に使用されて、俊敏な行動も徒歩で使役できる範囲の物です。

しかし、広大な農場で馬に乗ってウズラ猟を楽しむ南部の人は、徒歩猟犬では物足りずに広い範囲を効率よく狩れる俊足と捜索範囲を求めて、再びフォックスハウンドを英ポインターに交配しました。

こうして、戻し交配の繰り返しで誕生してくるのが、米系英ポインターです。

米国は、広い猟場と豊富なゲームの国で、狩猟は国民的なレジャーとして愛され、米系ポインターもそれに応じて普及していきました。

ところが、よく走る犬を作れましたが、走りに伴ってポイントやバッキングなど、英ポインターの本質は次第に薄れていき、フォックスハウンドの体型や特徴を表す犬が生まれるようになりました。

こうした減少に歯止めをかける為に、英国から英ポインターを輸入した再改良が始まるのです。

米系ポインターのトライアル犬と実猟犬

米国の南部の鳥猟はボブホワイトなどのウズラ猟です。
ウズラの生態は、普段浅い森や低地の藪に隠れていて、早朝や夕方に原野にでてきて菜食します。
その範囲は猛禽に対する警戒から、潜む藪から数メートルしか離れることはなく、原野と藪の境目に沿って群れで生活しています。

ウズラを捜索するには、広大な原野を縦横に捜索する必要はなく、ブッシュに沿って直線的に狩り進んでいけばそれがウズラの捕食ラインですから、犬の後を馬に乗って付いていけば、やがてウズラに当たるということなのです。

ウズラは群れで生活していて行動範囲も数十メートルと限られているので、濃い匂いを漂わせているので、素晴らしいスピードで狩り込んでいっても着臭できるのです。

従って、より速いスピードで広範囲を狩れる犬が良いウズラ猟犬ということになります。

広大な土地では、狩り残しがないように細かく丁寧に捜索するより、大雑把に広範囲を捜索したほうが効率が良いのです。

馬上のハンターから命令されるままに、より広い範囲を素晴らしいスピードで狩る犬が普及してくると、猟技を競うトライアルが登場します。

トライアルが普及すると、より速くより広い捜索はエスカレートして、その方向に血統の改良と淘汰が行われて固定されたのが、メジャーチャンピオンシップ以外には使い物にならない大トライアル系のポインターです。

しかし、すべての米系英ポインターがこうした犬ばかりではなく、中小レンジのものやグラウスドックが米国の実猟犬で、優れた犬も多いのです。

ただ日本の猟場に使う実猟犬としては、走り過ぎを訓練でコントロールしなければ使いこなせない性質のものが多いのも事実です。


走る犬は死ぬまで走り抜く。

速く、より広範囲に走ることだけが良い捜索ではなく、効率よく能動的に捜索することが必要です。

全猟の顧問の先生曰く、最近の英系は昔の犬に比べて走るようになったと言われ。
一方、FTの審査員をされた方は、最近の米系は扱いやすく、よく連絡をする犬が多くなったと言います。

実際、競技中にずっと呼びを入れてる米系のハンドラーさんが滅多に居ない一方で、ずっと呼びを入れてる英系のハンドラーさんもいます。

極論から言って、英ポインターはFTで改良淘汰されてきたので、ある意味走るために作られたのですから、米系と英系共に走らないほうがおかしいのです。
犬の良し悪しやら訓練はその個体に依ることの方が重要で、米系と英系を区別するのはあまり意味のないことのようです。


by カエレバ







2019年3月23日土曜日

2019年3月16日土曜日

3年A組スピンオフ見れた。hulu

オリジナルストーリーにアクセスが殺到してhuluがダウンしてたみたい。
にもかかわらず、視聴者が荒れなかったのは柊先生のメッセージを受け取ったからだ!!

2019年3月15日金曜日

セブン米系のDNA覚醒か?



米系の素晴らしい捜索。

ハイパワーな捜索スピード、キビキビとした見惚れるばかりの捜索とレンジの広さ。

2019年3月11日月曜日

2019年3月4日月曜日

はじまりのこと

山賊ダイアリー読了。普通に面白かった。
狩猟を始めて間もない頃を思い出す漫画。

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