成功したw
鹿の血液がナイフに付くと、数時間で錆びてくるので黒錆加工をしようと思いました。
市販のガンブルーを使えばそれなりにキレイに染められるのですが
今回は、あえて自宅にあるもので安く上げてみます。
ナイフは、モーラ・ナイフ Mora knife Companion MG (カーボン)
※ステンレス素材のモノは、この方法では黒くなりません。
成功するか否かは下地処理(鏡面加工と脱脂)が9割です。
まずは鏡面加工 ←重要
早速、ピカールをぼろ布に付けて磨いていきます。
刃先はセロテープで覆って怪我防止。←重要
鏡面ていっても、このぐらいで良いでしょう。
汚れを落としたぐらいです。
ペットボトルをカットして、酢を用意します。
今回のはマックスバリュの穀物酢
そして、茶箪笥で朽ちていた紅茶(2005.1月期限)を用意。
5パック使用。
ティファールで沸騰させて煮出します。
後にmoraナイフのシースでティーバックを押しつぶしてもう一度沸騰。
更に渋みを抽出。
そして、ペットボトルに入れて酢とまぜこぜ。
酢と紅茶の抽出液(くさい)1:4の割合
紅茶をしつこく潰したので渋で濁ってる
中性洗剤とぬるま湯でナイフを脱脂。←重要
抽出液の温度はお風呂ぐらい。
ナイフを漬けます。
タンニンとナイフの鉄が反応して泡が出てきます。
お!20分経過後、ナカナカの仕上がり
そのまま乾燥させたらムラになったw
残念ながら失敗。
もう一度、ピカールで磨いて、洗剤で脱脂してやり直し。
液の温度が下がってしまい、反応速度がいまいちだったので
ティファールでペットボトルを横着湯煎しながら黒染めしてます。20分。
先程の失敗は液を付けたまま乾燥してしまったのがムラになった原因。
なので、今回は空気に触れない勢いで、ペットボトルから直接水道水で
流し洗いしました。
そして乾燥。
良い感じに黒くなりました。
ムラなしです。
後は、軽い油で全体を磨き上げてススを取り
革砥をかければ出来上がり。
エッジが強調されて、エロいガンメタになりました。
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