HAMAKAZE jj: 鹿のトロフィーの作り方1

2017年1月21日土曜日

鹿のトロフィーの作り方1


山で埋けてあったやつを掘り返してきました。

角の大きさ、広がりも足りないですが

伊豆の鹿らしく後ろに長いスマートな形です。


埋け方


シカを獲ったら頭をハネます。

生首状態で、そのまま埋めます。
バクテリアや微生物にお肉をキレイにしてもらうのです。

埋める場所は、人目につかない場所を選んでください。
地面に頭部が入る大きさの穴を掘って、角が生えるように埋めます。

埋めてる間も匂いは全く無いようですが、一応マナーなので

2ヶ月そのまま放置です。
白骨化します。

掘り返した時は、若干湿っていたので一度建物の影で一晩乾燥させました。
その後、数日クルマに乗っけたまま忘れてましたが、臭くなかったです。


ナカナカの汚れっぷりですな。
鼻の周りの弱い部分も残ってます。
頭の中も空になってます。


頭を落とす時は、脊髄と頭骨はオスメスのような形状でつながってます。
背面に脊髄に沿って腱が2本付いているので、そこを切断すれば簡単に分離できます。


鹿の角を洗浄します。

まず、スポンジとブラシで、大きな汚れを水洗い流します。
水酸化ナトリウム、酵素入りの洗浄剤(ポリデントなど)は
骨を劣化させるようなので使いません。



高めの温水で、塩素系漂白剤使用。
水位は漂白の跡がわからないように、角の付け根以下でヒタヒタ。

漂白剤は、やりすぎるとボーンホワイトにならないようなので、加減しなければなりません。
濡れている時よりも、乾燥すると白っけが強くなるようです。


骨が水を吸って水位が下がるので注意が必要。
天骨頂が水から出てしまうとムラになってしまいます。



漂白剤は三時間でひとまずやめ
おでこの継ぎ目や目の周りなどが、若干白くなりました。

少し残っていた皮と肉片をペンチで剥ぎ取りまして
簡単に水洗い。

漂白剤と火葬場のお骨が混ざった香りするw


そして乾燥。

ちょっと揺すってみたら右の角の頭骨がガタガタする。
瞬間接着剤で補強しないといけないかな?
取り急ぎ発注。





つづく

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