山で埋けてあったやつを掘り返してきました。
角の大きさ、広がりも足りないですが
伊豆の鹿らしく後ろに長いスマートな形です。
埋け方
シカを獲ったら頭をハネます。
生首状態で、そのまま埋めます。
バクテリアや微生物にお肉をキレイにしてもらうのです。
埋める場所は、人目につかない場所を選んでください。
地面に頭部が入る大きさの穴を掘って、角が生えるように埋めます。
埋めてる間も匂いは全く無いようですが、一応マナーなので
2ヶ月そのまま放置です。
白骨化します。
掘り返した時は、若干湿っていたので一度建物の影で一晩乾燥させました。
その後、数日クルマに乗っけたまま忘れてましたが、臭くなかったです。
ナカナカの汚れっぷりですな。
鼻の周りの弱い部分も残ってます。
頭の中も空になってます。
頭を落とす時は、脊髄と頭骨はオスメスのような形状でつながってます。
背面に脊髄に沿って腱が2本付いているので、そこを切断すれば簡単に分離できます。
鹿の角を洗浄します。
まず、スポンジとブラシで、大きな汚れを水洗い流します。水酸化ナトリウム、酵素入りの洗浄剤(ポリデントなど)は
骨を劣化させるようなので使いません。
高めの温水で、塩素系漂白剤使用。
水位は漂白の跡がわからないように、角の付け根以下でヒタヒタ。
漂白剤は、やりすぎるとボーンホワイトにならないようなので、加減しなければなりません。
濡れている時よりも、乾燥すると白っけが強くなるようです。
骨が水を吸って水位が下がるので注意が必要。
天骨頂が水から出てしまうとムラになってしまいます。
漂白剤は三時間でひとまずやめ
おでこの継ぎ目や目の周りなどが、若干白くなりました。
少し残っていた皮と肉片をペンチで剥ぎ取りまして
簡単に水洗い。
漂白剤と火葬場のお骨が混ざった香りするw
そして乾燥。
ちょっと揺すってみたら右の角の頭骨がガタガタする。
瞬間接着剤で補強しないといけないかな?
取り急ぎ発注。
つづく
ポチッとしてくれると、モチベーションが上がります。

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