2018年12月10日月曜日
第7章 最終的な家庭訓練
私達の犬は楽しい狩猟の日々を与えてくれるとは言いながら、まだまだ完成されたシューティングドック(実猟犬)とは申し難い。たとえ彼によって鳥を撃ち落とす事が出来るにしても、訓練は尚完成迄続けなければならない。すべて訓練のプログラムは一つ一つの堅実な前進であるべきです。一旦若犬が訓練のプログラムを出発したならば、若しこのプログラムが正しく行われた場合は、何等それを妨害する邪魔者なしに、完成迄犬は非常に良くそれを成し遂げるように思える。
昔の人の言った「老犬には新しい技術を教える事は出来ない」という言葉には確かにどこか真実がある。訓練過程にある若犬は成犬に比べてより易しく、そして早く学ぶように思える。また、二人或いは更に多くの人々の手を借りて訓練された犬に比べて、たった一人の訓練者から全部を通して訓練された犬の方がより早く進歩し、そして又より良い結果を生むように思える。ただ一人の方法に馴らされた若犬の殆んどのものは、新しい次のハンドラーに順応するのには、かなり調整を要するようです。成犬においてはこの点は大変優しい。
2018年12月9日日曜日
第6章 銃声馴致
私達は今や、かつての幼犬と共に可成りの進歩をして来ました。この段階において、若し彼が良く進歩して来ているならば、相当高度の智脳を持ち、良く狩りをし、既に銃声に対する準備が出来ているのです。
彼の素質はいろいろな種類があるにしても、未だ傷つけられていない筈です。彼は大胆であるべきであり、あなたと狩りとを愛しているべきです。彼はもはや単なる仔犬ではなく、猟に対していろいろな態度を示し、あなたやあなたの命令に対して大変な期待を持っている。他の言葉で言えば、彼は今やすべてが職務なのです。
2018年12月7日金曜日
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