サスペンションのセッティングは、サグ出し→伸び側ダンピング調整→圧側ダンピング調整の順でやります。
セローのフロントサスペンションは、1Gのエアの調整しか出来ないので今は弄りません。
フロントフォークを一杯まで伸ばして上部のエアスクリューを緩めてエアを吸わせて締めて終わり。
リアのサグ出しやります。
今回は、リアシートのハンドルの傷を上から見たところで合わせます。
サイドスタンドでリアタイヤを浮かせた状態が0Gです。
0Gで50.5cm
1Gは50.0cmです。←人の乗っていない状態でタイヤを地面に接地した状態。
SEROW225wのリアタイヤのトラベルは190mm
1G' 人の乗った状態で1/3沈んだ状態に合わせるのが普通です。
サグを出しすぎるとフロントのキャスター角が立つので、クイックなハンドリングになりますが、フロントに荷重が乗り過ぎで曲がらなかったり、リアが跳ねたりします。
190mm÷3=63.333で合わせるのが良いです。
私の場合、荷物を積んで走ることが多いので6.4cmぐらいで決めます。
0G-1G'=6.4cmなので、50.5cm-6.4cm=44.1cmで合わせれば良いです。
現状の1G'は42.8cmなので、1.5cmぐらいリアを上げないといけないってことです。
リアサスのリングナットを締めて、スプリングの圧を上げてリアのトラベル【高さ】を上げます。プリロードの調整とも言いますね。
車載の引掛けレンチはステアリングヘッド用なので、リアサスには使えなかった。
仕方なく、貫通ドライバーをプラハンマーで叩いて
緩みドメのリングナットを緩め、更にスプリングをスプリングを締め上げて
リアを高くしていきます。
キッチリ44.1cmに合わせてサグ出し完了。
少し走った感じは、全体に車体がシャキッと車体の剛性が上った感じがしました。
ターンインでは相変わらずフロントが突っ張って倒し難くアンダーが出てる気がします。
トラベルが上がったので、リアが固く感じます。
そして明らかにふらつきは無くなりました。
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