最初はオデキのような赤い点は、2日もすると膿の塊になりポロポロ取れて落ちて
1週間後にはクレーター状の跡が残り、すぐに分からなくなります。
一説によると、犬の花粉症だとか草汁を浴びたアレルギーだとか…
通称、草負けと言われるものです。
通称、草負けと言われるものです。
毛が長いセターよりも、短毛種のポインターは、このダメージを受けやすいようです。
セブンも酷い場合は、しばらく元気も食欲もなくなることがあります。
しかし、一定の負荷をかけるとこれを乗り越えて、年齢が進むにつれて発症しなくなります。
セブンも、年々軽くなり、四歳の今では、春先の一時期を除いて、ほとんど発症することが無くなりました。
ベルの異変。
ベルの場合も同じようにブツブツできるのですが、今まではまではそれほど酷くなる事はなかったように思います。
5月の中旬、前足の指先に膿状のものができたのが最初。
痒いようで、ずっと舐めるようになりました。
今まで皮膚の異変はなかったので、しばらく経てば治ると思いましたが、一週間観察してたら、後ろ左足と、顔に発疹が出来てしまいました。
そしてものすごく痒そう。
家族の腕や足にもダニに刺されたようなブツブツができてしまいました。
これができると、とても痒い。
この時点で、ベルの疥癬を疑い獣医に通院。
いつもの院長先生ではなく、若い獣医が担当。
最近のフィールドは、疥癬タヌキが増えているし、家族にもダニに噛まれた旨伝えるが、
セロファンで、検体検査をしたが雑菌しか確認できない。
院長先生なら、腫れている所の組織を取って顕微鏡で見てくれるのだが…
現在、疥癬の症例は、ほとんど確認されてないとの事。
ならば、ひどい草負けではないか?と、症状を説明するが上手く伝わらない。
おそらく、草負けを知らないようだ。
で、とりあえず抗生物質と痒み止め(強めのステロイド)1週間を持ち帰りる。
病名は確定できなかったようで、様子を見て酷くなるようなら再度通院する。
発症して3週間目。
前より酷くなってしまった。
特に最初の前足の指がパンパンに膨らんでしまったのと、ブツブツが脇にまで進行して皮が厚くなってしまっている。もう一度通院。
今度は別の若い先生。
前足の腫れは、傷や遺物が入っているかもしれないので、よく見てもらったがその心配はなさそう。
発疹は、食物アレルギーかもしれないとのことで、またまた抗生物質(前回とは違う)と、かゆみ止め(強めのステロイド)今度は2週間。
病名は確定できなかった。
発症して5週間目、日を追うごとに酷く全身に広がってしまった。
脇は後ろ足で掻き壊して、皮膚が厚くなってしまっている。
6月10日に、食欲も落ちてしまい、訓練も散歩も中止。
6月13日、ベルの血統系統のブリーダーに相談すると、草負けもした事ないとのこと。
同時に、師匠にも相談したところ、厚木の動物病院に相談しなさいとのこと。
即、獣医に電話にて相談。
発疹の進行が早いので、厚木の先生の指導の元、手持ちの抗生物質を飲ませて、週末に厚木に行くことにする。
6月17日、元気も食欲も回復しない。
ベルの衰弱を見ていると放っては置けないので、原因を自分なりに調べてみる。
最初は疥癬の疑いがあったので、ベルの膿を採って簡易顕微鏡で見たところ、虫のようなものがたくさん見える。
毛包虫である。
毛包虫は、何らかの原因で、犬の免疫力が落ちると大量発生して炎症を起こすようだ。
ベルの場合は、ステロイドの使用で免疫力が落ちたのが原因かもしれない。
6月20日、厚木の病院で診察
膿を顕微鏡で見て、デモデックス(毛包虫症)アカラス症と確定。
開始1分である。
アカラス症は少し前なら、治療期間が長く、薬浴や通院回数が増えることで、とてもに手間がかかる症状でしたが、今ではチュアブルタイプの特効薬と抗生物質ができたので、スムーズに行けば3ヶ月程度で完治するようだ。
問題は、なぜ毛包虫が大量発生したのか?
その原因が分からないこと。
やはり最初は疥癬だと思われる。
足の指先から頬に感染して、後ろ足、脇
そして、ステロイドの使用で毛包虫が全身に広がった。
それなら良いのだが、他の疾患が隠れているとなると心配である。
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