ガンドッグをハンドリングする場合、レンジが狭く足元で仕事をする犬は声で指示すれば充分ですが、ポインティングドックやレトリバーのような捜索レンジの広いワンコは、常に遠くで仕事してるので笛を使って指示します。
笛の種類
大音量の笛を使っている人もいれば人には聞こえにくいが、犬には大音量で聞こえる犬笛を使ってる人もいます。
一つの笛で全ての指示を賄う人もいれば、いくつもの笛を使い分ける人もいます。
指示の種類
指示も人それぞれです。呼び
”コイ”や”come on"です。多くの指示犬は鳥を求めて広く捜索をするので、少し離れると、声では全く指示が届きません。
なので、呼びは笛を使います。
GO
スタートの行け、前へ、ポイントからの飛び込みなどです。笛は、射撃の時に咥えていると邪魔になるので、使わない人が多いですが
他の人と猟をする場合は、タイミングが図れるので使った方が親切です。
例えば、遠くの藪の中でポイントしてしまって、近くまで寄れない時など覚えさせておけば突っ込んでくれるので助かります。
セブンは僕が近くに来るまで、いつまでもポイントしてるワンコなので、これを覚えるまでは、如何にもこうにも大変でした。
ターン
曲がれです。僕の場合は、方向を指差しながら指示します。”こっちを見ろ”ってことです。
セブンは、テキトーに好きな方向にターンするので、重ねて指示することで方向の修正をします。
牧草地などの、だだっ広いところでは、これを使うと便利です。
走る犬をハンドルするのも、これを使うとグリグリ曲がってくれるので面白いです。
指示犬の指示は、この3つ程度です。
他にも、”モッテコイ”や”マテ”の指示をする人もいます。
愛用の笛
GOの笛
バレーの審判用の笛です。コルクの玉が入っているので、多少の強弱が付けられます。
スタートで、ピッ!と一度吹けば、ダーっと走り出します。
ポイントしてる時にピッ!っとやれば飛び込みます。
呼びとターンの笛
140ヤードの指示範囲とパッケージに表示してありますが
その倍ぐらいの距離でも反応します。
鳥に優しいので、吹きながらキジに近寄っても立たれません。
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