狩猟を始めて間もない頃を思い出す漫画。
はじまりのこと
今まで出来なかったことを始めることで、気にも止めてなかった風景が生き生きとして見えてくるから不思議。父が病気になり、気がついた時はもう長くは生きれれないことが分かりました。
彼は定年を迎えたばかりであり、これから自分の晩年を充実させようとしていたところでした。
僕は社畜を辞めて少し自分の時間をつくるようにしました。
時間があるというのは素晴らしいことで、仕事に一辺倒だった自分の価値観が一変します。
しばらくして父が亡くなり、残された年老いたパグを連れて山を歩くのが週末の日課になりました。
ある日、裏山で山菜を採ってたところで、鈴をつけた白黒の犬と会い、その後から現れたのがオレンジのベストを着て猟銃を持った、職場の同僚でした。
彼は自衛隊上がりで、コジュケイとヤマドリを追うハンターです。
犬はセタとポインタのF1を使い、彼と犬の仕事に感動したのを良く覚えています。
翌週には、猟銃許可申請に向けて準備を開始して、次の猟期には狩猟免許をパスし、一緒に狩猟をして過ごしました。
狩猟の世界は広くて奥が深く、とても充実した時間を過ごすことができる。
同僚の彼に色々教えてもらい、新しい友人もできました。
やることなすこと新鮮で、食べれるものは何でも試すし、獲れるものは何でも獲る。
パグが亡くなったのを切っ掛けに、ポインターを迎え入れて今のスタイルになりました。
少なくとも、会社で要職に付くとかお金を沢山稼ぐことは、自分の欲しいものではなかったのです。
ホント社畜やめてよかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿