ウィンチェスター初の上下二連元折式散弾銃
http://cartridgecollectors.org/content/catalogs/WINCHESTER-WESTERN/xW-W-1981%20-%20Retail%20Catalog-Orig.pdf
初期型は1961年に製造販売が開始され、その後に数回のマイナーチェンジがされました。
101は日本のオリン晃電社(後のnikko)製造。
made in japan.
この101には日本製らしく丁寧な作りで、引き金と開閉レバーのロッキング機構には『発射瞬時の薬室解放不能』と『不完全閉鎖時の引金牽引不能』の二つの安全機能が備わっています。
秀逸なハンドリングを備えリコイルショックの少なさ、そしてスタイリングの良さに根強いファンが多いです。
1900年代nikkoが廃業すると、101は一度消滅します。
その後、ウィンチェスターセレクトシリーズが登場しましたが、あまり売れなかったようです。
メーカーは2008年に再び101の名前をを復活させました。ブローニング社が請負ベルギーの工場で復刻製造されます。
ロッキング機構の変更とバレルの軽量化がされて、オールドタイプよりも500g程度軽くなりました。
NEW101の26インチフィールドは6ポンド 2.8kgの軽さです。
現在も作り続けているので、現行モデルが買えます。
Old M101は、開閉レバーと連動して動作するロッキングボルトが引金の作動を制限するので、完全閉鎖してなければ引き金を引くことができず、引き金を引いている時には開閉レバーを動かすことができない。
残念ですが、現行型にこの機能は搭載されていない。
ニッコー散弾銃 wikiより引用
狩猟雑誌「シューティング・タイムス」のライターであるマイク・ジョージは、「オリン晃電社が製造した一連のウィンチェスター上下二連は、その後他のメーカーで製造されたウィンチェスターのどのモデルよりも優れており、今日に至るまで買い換えに適したモデルが存在しない為に、現在でも高い資産価値を有するとみなされている。今日販売されているブローニング製のM101は、本質的には内部構造はピエトロ・ベレッタのロッキングピン・アクションの影響を強く受けた前身のシュープリームやセレクトと同じであり、オリン晃電社製のM101の再来を期待した私は少し失望を覚えた。英国のオリン晃電社製M101のオーナーのいくらかが、買換対象としてやむなくミロクを選択するのも理解できる。」と評していた
特徴的なのはテーパーリブ。
中心にまっすぐ背骨が掘ってあり、手前は細くて、次第に幅が広くなり先台の始まりあたりがピークになり、でっぷりと太い、それから先に行くほど細くなる。見やすい白い照星と控えめな中間照星。
女性の腰を後ろから見たようなラインが印象的。
このコントラストは、据銃した時に獲物を捉え易い。
はじめて猟銃を所持した時に、中古で購入したものです。
練習はトラップでやりたい、狩猟は犬を使った雉猟、どちらも使える銃が欲しい。
そして予算は5万円。
そのオーダーに鉄砲屋が出してきた銃がこれ、ひと目でこの銃が気に入ったのを覚えています。
狩猟にトラップ銃はどうなのか?
トラップ銃は肩付け前提ですが、とっさの据銃でコジュケイも落とせますし、頭の上を通過する鳥も余裕で当てられます。
リコイルパットは厚手のゴム製が付いていていますし、ベントも浅い。
やはり据銃する時には練習をしないとハンティングベストに引っかかります。
初矢は、地上から飛び上がる鳥に対して当てやすいように、上めに角度がつけられていて、二の矢は水平に遠ざかる鳥に対して効くよう、初矢よりも緩やかな角度にセットされています。
雉は、鳥が飛び立ったら多少飛距離を伸ばして撃つようにします。
犬に飛び込みを命じて、余裕を持って据銃しスパンと当てる。そんな気持ちの良い撃ち方が得意な銃です。
そして、共猟する時はなるべくこれを持っていくようにしています。
銃身を折れば安全なのが相手に見えるし、近射は人に任せて遠射を僕が受け持つようにしています。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
構造上の特徴
ニッコー散弾銃
WINCHESTER-1980
WINCHESTER-1981
ウインチェスターの製造は、いつなぜ日本に移ったか?
ウインチェスターショットガンレビュー
HUNTHING
0 件のコメント:
コメントを投稿