HAMAKAZE jj: セルフハンティングの矯正。

2018年4月27日金曜日

セルフハンティングの矯正。


やり方は色々あるでしょうが…

ワンコと反対の方向に歩き出す。
連絡を怠ったら藪に隠れてワンコに主人を探させる。
ロングリードを付けて呼んでみて、反応が鈍ければ引っ張ってショックを与える。

どれも正解だし、効果はあるでしょう。
しかし方法論だけでは治らないと思ってます。

要は、ワンコに好かれる飼い主になれば自然に治るので、
フィールド訓練の態度を見直すのは当然、それ以外の関わり合いなども
もう一度改める必要があります。

ポインティングドックが狩をするのは、鶏を食べたいからではありません。

主人を喜ばせたいから一緒に狩るのであって、ワンコは常に主人を見て
感情を確認し行動を敏感に先読みして、同調します。

その証拠に、何も指示をしなくても、主人の進行方向10時から2時の範囲で捜索します。

左に振りたい時は、思っただけで左に走り
右の鳥の潜んでいそうなボサを狩りたい時は、主人が思う前に優先して狩ります。

時には前方にロングキャストして回り込ませ、ヒネ雉を主人と挟撃したり
犬がラウンドして撃ちやすい方に鳥を出すのも、バディとして頼りにした末に完成する仕事ですね。

これがポインターを使役して鳥を狩る醍醐味と思ってます。

ポインティングドックの訓練は、警察犬などの訓練とは全く逆で
犬の自主性を尊重して、猟欲を育てることに尽ます。

人のすることは、快適な生活環境を整えてあげること
犬の社会化のためにより多くの人と犬に合わせること
ウズラを使って最初のきっかけを作った後は、
なるべく一緒に猟野に出て鳥を狩るだけです。

実績のある血統なら、個性の差こそあれ
確実に鳥を取らせる立派な猟犬に仕上がります。


今日から全力でごめんなさいして、またひとつずつ作っていかないといけないなぁ。







0 件のコメント:

コメントを投稿

adsense

!!