HAMAKAZE jj: 【人狼】平成最後に見た映画。

2019年5月1日水曜日

【人狼】平成最後に見た映画。

傑作。それでいて見る人を選ぶ映画です。
『攻殻機動隊』の押井守原作・脚本。



架空の昭和30年代の東京を舞台にした傑作ハード・アクション・アニメ。強引な経済政策によって失業者と凶悪犯罪が急増した首都・東京。政府は反政府勢力掌握の為、“首都警”と呼ばれる治安部隊を設置する。その首都警の一員である青年・伏一貴は、闘争本能のみで生きる一匹の“狼”の様に一切の感情を切り捨て、自分を律してきたが、ある事件をきっかけに変化が訪れ…。

演出もキャラの動きも秀逸、時代背景などとてもリアル。

押井らしく、全体的に暗く陰湿な雰囲気な空気感ですが、なんと言ってもストーリーが良い。
赤ずきんちゃんのお話と相まって、切なくて悲しくてシンプルなラブロマンスはやっぱり好きだ。

なぜ、あの時撃たなかったのか?
お前は人なのか?獣なのか?

伏の内面を描く中盤の狼のシーン、いつ見てもえぐられる。
ラスト、伏の嗚咽が解りすぎて辛い。






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