『攻殻機動隊』の押井守原作・脚本。
架空の昭和30年代の東京を舞台にした傑作ハード・アクション・アニメ。強引な経済政策によって失業者と凶悪犯罪が急増した首都・東京。政府は反政府勢力掌握の為、“首都警”と呼ばれる治安部隊を設置する。その首都警の一員である青年・伏一貴は、闘争本能のみで生きる一匹の“狼”の様に一切の感情を切り捨て、自分を律してきたが、ある事件をきっかけに変化が訪れ…。
演出もキャラの動きも秀逸、時代背景などとてもリアル。
押井らしく、全体的に暗く陰湿な雰囲気な空気感ですが、なんと言ってもストーリーが良い。
赤ずきんちゃんのお話と相まって、切なくて悲しくてシンプルなラブロマンスはやっぱり好きだ。
なぜ、あの時撃たなかったのか?
お前は人なのか?獣なのか?
伏の内面を描く中盤の狼のシーン、いつ見てもえぐられる。
ラスト、伏の嗚咽が解りすぎて辛い。
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