アーネスト・ヘミングウェイ
若犬(ダービー)の多感な時期に、心と体のバランスが崩れて起こるダービーブロークン。
猟欲が爆発して興奮が収まりません。
速く走れる足、丈夫な心臓、感覚に優れた鼻と耳。
繊細で人の機微に敏感な性格、応用の効く頭脳。
すべてが鳥を探し、抑え、ポイントするために最適化されて生まれてきたのです。
それに気付いたのなら、嬉しくて興奮するのは仕方のないこと
考える頭があれば、四六時中夢中になって好きなことだけ考えていれば良いのです。
僕にもそんな頃があった気がする。
劇中11:21 最後の群鳥へのアプローチ。
一年前にセブンに教えた狩り方です。
フィールドを大きく使って、雉の匂いを取りながら共同作業で挟み込む。
19:21 最後の雉は、セブンを大きくラウンドさせて、僕と共同で這う雉を挟み込むように
追い込むことを教えました。
僕を使って雉を抑えることが出来たら一犬前。 これを覚えたら、雉を僕の足元から出すことだってできるし、顎の下で抑えることも簡単だ。 セブンは雉が這うことに気がついたかな? イングリッシュポインター 生8ヶ月
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
カメラがショボくて酔ってしまいますから注意が必要。
この頃はセブンに”雉は這って逃げる”事を教えてました。何度も空ポイントして、なぜ匂いが濃いのに鳥がいないのか?
かと言って、直線的に寄り付けば蹴り出してしまう。
犬に鳥の扱い方を教えることはできないので、自分で学習するしかない部分です。
毎回失敗の連続で、セブンなりに気がつくことがあったのでしょう。
この這う雉を追った後から、狩り方が大きく変わりました。
”鳥の気配あり”となれば、僕の到着を待ってから、共同作業で雉を追い詰めることを意識するようになったので、認定態度の前置きをするようになりました。
条件さえ整えば、上手に足元から出してくれるから頼もしい。
米系の全力で走ってきて急停止の後、一発ポイント!
それも素晴らしい芸ですが、僕が英系にこだわる理由は雉へのアプローチが多彩なところ。
彼は僕の誇りです。
0 件のコメント:
コメントを投稿