東海ブロックを見に行くもう一つの理由は、このキュートな全猟女子が曳いてる、白オレンジのポインタ。
セブンの近親なので、その戦いっぷりを見てきました。
ハンドラーが女子だって、侮ることなかれ、全英本部大会でも賞歴多数の優秀犬です。
FTは、競馬同様に血統が物を言う競技なので、セブンの成長した先は、この子に近づく可能性があります。
岐阜の自然鳥相手に、しっかり訓練してきているのでしょう。身体的にピークを過ぎていますが、猟芸と精神面では、とても充実して一番脂が乗ってる頃です。
主が愛情をしっかり注いで育っているので、この大場所でも気が散ることなく、とても落ち着いてます。
相手犬はNO,33シーフィールド犬舎米系、3歳オス。
ハンドラーは、英系でも審査員を務める山梨のO氏。こちらも超強豪、優勝候補の一角です。
この勝負、米系VS英系、とても面白い組み合わせです。
FT初心者の私から見たら、二人とも雲の上の上の上です。
西富士猟区北側、機械置き場の丘の上から下って来るコースです。立体的に攻めなければならないので、難易度がとても高い。しかも、今年はススキの背が高いので犬が見難い。
鳥に強い英系とスピードの米系の戦いかと思いましたが。
レース運びとしては、終始30番が終始先行していました。幅が狭いこのコースで先行されると本当にハンドリングが難い。一方、33番はタイトに丁寧にハンドリング。
相手犬の入って無いところに犬を入れたいけれども、肝心な犬が見難くて、どちらも思うようにハンドルできない。見ていても甲乙つけがたい勝負。
結局、最後に33番の見せたキレイな斜面刈りが決定打になったかな?
終わってみれば、33番がチャンピオン。30番はレザーブでした。
彼のハンドリングの勝利ですね。
13年ぶりに西富士を観戦して思ったのは、鳥に強い犬が少ないこと
コースに鳥は多いのですが、蹴り出しばかりで止まれる犬が少ないように思います。
最近の全猟は、ランニングドックがよりも、鳥に強い犬が勝てる傾向にあるようです。
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