シューが劣化してカチカチです。効きが悪くてとっても危険。
シューだけ交換しても良かったのですが、前後交換しても3000円程度掛かるので
保管したあった105 BR-5600に交換します。
105はシマノのレーシングスペックグレードです。
個人的に5600シリーズは、5700よりも使いやすくて好きです。
因みにリーチは49mm~39mm
スポルティーフなので、ほんとはロングリーチタイプに交換するのが筋ですが、ブレーキのサイズを図ったらギリギリ入りそうなので付けてみます。
元のブレーキは6ミリの穴でボルト留めですが、105は頭埋め式で、8mmの穴。
ロングナットを埋めるタイプなので、フレームを加工する必要があります。
ノギスはデジタルよりもアナログのほうが正確に測れます。
電動ドリルでザグってもいいのですが、大きくなりすぎる可能性があるので
ちまちま手作業で、様子を見ながら大きくしていきます。
うん、もう後には退けませんね。
ロングナットを付けるとこの様です。
剛性に難がありそうですが、フレームが突然破断することはないでしょう。
マウント部分にガタとかクラックが来たりしたら、8ミリ穴のスリーブを鑞付けして補強することにします。
フロント側も勢いでやってしまいます。
生鉄なので、加工もしやすいですね。
ここまで1時間程度で、出来た。
付けてみましたw
シューはリムの縁ギリギリですが、接地面は100%当たっているので大丈夫
シューはブレーキの調整幅いっぱいに降りてます。梃子の原理で作用点が遠くなりブレーキの効きが不安だったのですが、シューに当たりの出てないこの段階でもメチャ効きます。
剛性も高く引き量の少ないので、ロックしやすいBR-5600でしたが、リーチが伸びたことでコントロールしやすくなりました。
結果オーライです。
リアもこの様です。
やべーカッコイイ
前後に低く長いシルエットは好感が持てます。
ビンテージのジャンク物ですが、フレームに歪みが無かったはラッキーでした。
ここまでに手を加えたところは
- 各回転系の注油
- ペダルの追加
- 変速系の調整
- リムの振れとバランス取り
- タイヤ交換
です。
次はサドルの交換とフィッティングを詰めていきましょう。
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