実用一辺倒、MORA KNIFE companion Heavy Duty
フィールドでヤンチャして、樹液の脂とか動物の血液がついたものを放置しておくと
すぐに錆びてしまします。
なので、傷ついたり汚れる前に黒錆加工をして錆びにくくします。
まずは、紅茶を煮出します。
紅茶の袋をスプーンなどで押さえて絞ると、渋みが出てきて染めやすくなります。
紅茶を煮出している間に、パーツクリーナーで脱脂。
ピカピカすぎる。
それと、ピカールで磨き。
磨けば磨くほど上手に加工できます。
バットに煮汁を移して…
酢を投入。割合は、紅茶7に酢3。
①溶液の温度が高いと、ナイフが鈍ってしまいますので、60度ぐらいで30分漬け込み
②その後、一度水洗い。
若干、渋い色になりました。
③水気をよく取って、一度乾燥。
④スチールウールで、一度磨きました。
そして、もう一度温め直した溶液につけて30分放置。
②~④を行って完成。
ムラが出てやり直したいとか、もう少し黒くしたいなら①~④を繰り返します。
また、もっとつや消し風にしたいなら、1000番ぐらいのサンドペーパーで
ブレード部分を水研ぎしてください。
使い込んでエイジングしたナイフの感じになります。
くれぐれも加工の時に手を切らないように…
黒錆加工をすると、切れ味が悪くなるので最後に革砥をかけて作業終了。
使い倒したMORA PRO Cとの比較。
PRO Cの方は血液と油が着いて汚れてます。
ブレードの長さと薄さ、ドロップした形がハンティングナイフとして使いやすいので
鹿と猪の解体に使ってます。
ブレードの長さと薄さ、ドロップした形がハンティングナイフとして使いやすいので
鹿と猪の解体に使ってます。
使い込んだ感じが何ともカッコイイ。安いしね
モーラ・ナイフ Mora knife PRO C
- ブレード素材:カーボンスチール ハンドル素材:ラバー
- 刃長:約91mm 全長:約206mm 刃厚:約2.0mm 重量:約80g(ナイフのみの重量)
- 付属品:プラスチックシース
- 生産国:スウェーデン
一度ブレードを研いでしまえば、刃の部分が光るので、ブレードの黒い部分が
もう少し濃く見えるはずです。
やっぱり黒錆加工するとカッコいいなぁ。
革砥についてのDIYはこちら↓
革砥を作りました。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿