HAMAKAZE jj: モーラナイフ 紅茶と酢で黒錆加工【DIY】

2018年5月25日金曜日

モーラナイフ 紅茶と酢で黒錆加工【DIY】

↑今回は箱出しで黒錆加工しました。



実用一辺倒、MORA KNIFE companion Heavy Duty


ブッシュクラフトナイフとして定番です。
鋼材はハイカーボンスチールなので、錆びやすいです。


フィールドでヤンチャして、樹液の脂とか動物の血液がついたものを放置しておくと
すぐに錆びてしまします。

なので、傷ついたり汚れる前に黒錆加工をして錆びにくくします。

まずは、紅茶を煮出します。

紅茶の袋をスプーンなどで押さえて絞ると、渋みが出てきて染めやすくなります。

紅茶を煮出している間に、パーツクリーナーで脱脂。
ピカピカすぎる。

それと、ピカールで磨き。
磨けば磨くほど上手に加工できます。

バットに煮汁を移して…

酢を投入。割合は、紅茶7に酢3。

①溶液の温度が高いと、ナイフが鈍ってしまいますので、60度ぐらいで30分漬け込み

②その後、一度水洗い。

若干、渋い色になりました。

③水気をよく取って、一度乾燥。

④スチールウールで、一度磨きました。
そして、もう一度温め直した溶液につけて30分放置。
②~④を行って完成。

ムラが出てやり直したいとか、もう少し黒くしたいなら①~④を繰り返します。

また、もっとつや消し風にしたいなら、1000番ぐらいのサンドペーパーで
ブレード部分を水研ぎしてください。
使い込んでエイジングしたナイフの感じになります。
くれぐれも加工の時に手を切らないように…

黒錆加工をすると、切れ味が悪くなるので最後に革砥をかけて作業終了。

使い倒したMORA PRO Cとの比較。


PRO Cの方は血液と油が着いて汚れてます。
ブレードの長さと薄さ、ドロップした形がハンティングナイフとして使いやすいので
鹿と猪の解体に使ってます。
使い込んだ感じが何ともカッコイイ。安いしね

モーラ・ナイフ Mora knife PRO C
  • ブレード素材:カーボンスチール ハンドル素材:ラバー
  • 刃長:約91mm 全長:約206mm 刃厚:約2.0mm 重量:約80g(ナイフのみの重量)
  • 付属品:プラスチックシース
  • 生産国:スウェーデン

PROC 仕上げが雑なのでカスタムしました。

一度ブレードを研いでしまえば、刃の部分が光るので、ブレードの黒い部分が
もう少し濃く見えるはずです。

やっぱり黒錆加工するとカッコいいなぁ。

革砥についてのDIYはこちら↓
   革砥を作りました。



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