ユーコンつながりでひとつお話を。
面白いお話なんだけどね。
http://www1.bbiq.jp/kareha/trans/html/to_build_a_fire.html
簡単にあらすじ
北極圏の原野に暮らす主人公が、1日行程のところでキャンプしている友人のもとへ行くだけのお話。
乾燥したこの地では寒さに誤魔化される事がある。
知らないうちに手足や体が無感覚になっているって状態
彼は歩き続ける。
刺すような手足の痛みは無くなってくるが
指先は温かくなっているのか、無感覚になっているのか分からない。
外気はとても低い様だ。
不運にも行程中、突然川の氷が割れて彼は膝まで濡らしてしまう
火をおこして足を乾かさなければならない。
しかし、せっかく起こした火は、木の下で焚き火をしたために
上から落ちてきた雪であっけなく消えてしまう。
手のひらも動かなくなってしまったために、手首で強引にマッチの束を擦るが
一度に燃え上がり火傷をしてしまう。
種火は付いたが体の震えが止まらずなかなか大きな火を作ることができない…
思いもかけなかった、生死の問題が迫ってくる。
摂氏-60度って
日本ではありえない世界だけど
人の入らない奥山で、ちょっとした不注意から平常心を失って慌てたり
自分の体力を過信して無理をすれば
このような生死を分ける事態は簡単に発生する。
滑落して骨折、動けなっちゃったとか
エネルギー不足でハンガーノックとか
濡れた服を着て体温が下がれば、知らないうちに低体温症になり、
気が付いたときは手遅れで、動けなくなったり正確な判断力を欠いたりする。
ある程度の通信機器と装備、知識は持参して遊ばないといけないよなぁ。
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