その指標は、全猟審査基準にある。
競技会犬と実猟犬の違い
第一項 競技会犬は実猟犬と同一であることを原則とし、日本の猟野に使役する鳥猟犬として、能率的で、かつその行動が美的のものであること。
全猟の猟野競技会は、日本の猟野に使役する鳥猟犬の改良向上をはかることを目的として、行われているのでありますから、私たちが実猟に使っている愛犬を対象とした競技会であります。条文に「競技会犬は実猟犬と同一であることを原則とし」とうたわれていますが、これは競技会に出場する犬は実猟犬と同一である、ということであって、ここにいう競技会犬とは「競技会に出場した犬」と解すべきであります(以下、その意味で「競技会犬」と表現します)。
実は、全猟FTは、日本の実猟犬を対象とした競技会なのです。
その下には、理想とする猟犬の詳細が書かれています。
私たちが、理想の猟犬とするのは、まず、能率的で、その行動が美的であることが要求されます。捜索線がダブって無駄があったり、ノロノロしていて猟場処理に時間がかかり過ぎては、誰しもいやになります。まず、行動が能率的でなければいけません。
また、単に能率的であるだけでなく、その行動が美しく、観賞に値するものでなくてはなりません。行動が美しいというのは、ただ歩態が美しいというだけでなく、優れた知能と嗅覚を駆使して、猟場を能率的に、合理的に、巧みに処理する、その狩り方や所作が、キビキビと節度があり、充実感にあふれていて、人に自ら快い感じを与えるといった内容美でもあります。
よく鳥を獲らせてくれる実猟犬が必ずしもよい競技会犬であるとはいえませんが、よい競技会犬は必ずよい実猟犬でなければなりません。
最後は、より意識の高い狩猟家のために向けて書かれたもので、あまりにも有名なの一文です。
全猟が、FTを通じて日本の猟野にあった猟犬の開発を目的にしている以上、より良い猟犬が欲しいのであれば、全猟FTで勝てる系統の仔犬を求めるのが、最短の手段なのです。
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