踏み出し猟は、犬を使った雉猟より難しいです。
僕も犬を持っていない頃は、散々踏み出し猟をしました。
最初は闇雲にボサを歩いて雉を出すような、行き当たりばったり猟だと思ってました。しかし、ある程度の工夫で捕獲率が上がることに気が付きました。当時参考にしたのは、友人の犬の動きです。
動画では仔犬がポイントしないで、雉を踏み出してる様子です。
(ポイントすると音がするので、ポイントしなくなった病)
当然ですが、犬は雉が潜んでいそうなボサを繋ぐように走ります。
踏み出しの極意。
なるべく雉に接近すること。
なぜなら、散弾銃の有効射程距離はとても短いので、雉に極力近づく必要がある。
通常、雉猟に使われる装弾は12ゲージ5号~7.5号
最大到達距離は300m以下、有効射程距離は40m程度しかないので、雉が飛び立ったら、この有効射程距離内で撃たないと獲れないのです。
近寄って距離を縮めれば、雉が飛び立つまでの助走する音、這う時の足音も聞こえるし、鳥よりも先手を取ることができるので射撃しやすくなります。
雉の潜んでいそうなボサを見極める。
猟期も終了に近づくと、このような河川敷の平場では、草が枯れて地表が出てきますので雉の潜む場所が絞られてきます。ある程度の変化がある場所に雉がついています。
立ち枯れた葦の塊の中とか、フィールド全体が茶褐色に見えても、緑色が残ってる部分は雄雉の保護色になるので、潜んでいる可能性が高いです。
ある程度狙いを定めて歩くのは必要で、突然飛び立たれると慌てて撃つことになるので、危険だし当たりません。常にここで踏み出したら、どちらの方向に飛び去るのか予想するのも必要です。
猟期も終了に近づくと、このような河川敷の平場では、草が枯れて地表が出てきますので雉の潜む場所が絞られてきます。ある程度の変化がある場所に雉がついています。
立ち枯れた葦の塊の中とか、フィールド全体が茶褐色に見えても、緑色が残ってる部分は雄雉の保護色になるので、潜んでいる可能性が高いです。
ある程度狙いを定めて歩くのは必要で、突然飛び立たれると慌てて撃つことになるので、危険だし当たりません。常にここで踏み出したら、どちらの方向に飛び去るのか予想するのも必要です。
どうしたら近くに寄れる?
- 目標のボサまで直線的に歩いてはいけない。
接近するのには、そこに留める技術が必要です。
ワンコの動きを見ているとわかるのですが、ドタバタ走っているにもかかわらず、雉はなかなか飛び立ちません。それは、目標に対して直線的に走っていないからです。
むしろ、目標をに対して弧を描くように何度も往復して接近しています。
犬は匂いを獲って、ある程度の目標を決めてますが、自分が寄り付く前に雉に飛び立たれるのが嫌なので、雉を抑える行動を取りながら接近しているようです。
潜んでいる雉にしてみれば、足音が近くに来たり、遠くなったりして飛び立つタイミングを失っているようにも感じます。人が歩く場合も、近くのボサに蹴りを入れながら左右に大きく弧を描きながら歩くと足元から出やすいようです。
- 歩くスピード
抜き足差し足で、ゆっくり近づいても時間がかかるし、這われやすいようです。
田んぼの真ん中で餌を食べてる雉を例に取ると、ゆっくり忍んで接近し、近くで姿を見せると案外早立ちされますが、畦を歩くスピードで雉に見えるように接近すると、近くのボサに逃げ込んだりする方が多いようです。目を合わせてはだめですけどね。
キジの危険に対して潜んでやり過ごす性質を利用して近づくので、危険が迫ってることを教える必要があるってことです。
雉猟をする犬も、遠くから忍んで近づくよりも、接近にスピードがある方が這われることが少ないです。
射撃のについて
突然飛び立たれると、あっという間に射程外に行ってしまう気がしますが。踏み出すボサを想定して蹴りが決まった場合は、足元で飛び立たちます。飛び立つ前の草擦れの音が聞こえれば、ここに居ると確信できてしまうので、思わず飛び立ったタイミングで早撃ちしてしまいますが、散弾銃の近射は当たりませんし、当たってもお肉はボロボロです。
雉は飛び立ってからすぐに脱糞をするので、それを確認してから撃ちます。距離を伸ばして撃つ方が、散弾のパターンも適当になるので捕獲率は上がりますし、肉の損傷も少ないです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿