HAMAKAZE jj: 【試乗】アウトバック乗りが新型フォレスターに乗ってみた。

2018年8月3日金曜日

【試乗】アウトバック乗りが新型フォレスターに乗ってみた。

 とっても乗りやすい乗用車だった。マイルドです。
↑コレが技術の恩恵ってもんです。



 走り出した感じは、軽快そのもの。1530kgの重量は全く感じません

目線が高くて見晴らしが良いです。コイツも車高が高いのに、コーナーリングでロールし難い重心設計です。よく動くサスペンションの割に安定感があるのはスバルの乗り味ですね。アウトバックのようにずーっっといつまでも走ってられる頼もしさがあります。

そして、手頃な大きさは使い勝手の良さですね。狭い林道も大丈夫。

 普通この手のクロスカントリータイプの車は、走破性を優先させるために、長いサスストロークと柔らかい足のおかげで重心高めです。嫌な揺れと腰高感があり、おかげでバタつく足回りと鈍いステアリング比とかで、乗用車としては乗りにくい車でした。トラックベースなので仕方がないですが、舗装路を走ってるのに、風とか路面とかの外乱に影響されて”どんぶらこ”ってボートに乗ってる嫌な感じ。

 フォレスターは、乗用車に悪路走破性能を備えて、高出力エンジンを載せたキャラクターでデビューしました。WRXのワゴン版だった記憶があります。後にインプレッサワゴンにその座を譲り、最近ではアドベンチャーマシンとして、その走破性と積載性能を大幅に改善して今に至っています。

 スバルは元来、このような悪路走破性の高い”乗用車”を作るのが得意です。相変わらず雪道・砂浜ではランクル以上の走破性を誇ることでしょう。道があるところならどこまででも行ける。

 試乗車はX-BREAK2.5です。外観はアウトバックに似てますね。

私的にもう少しスタイリッシュになれば良いと思ってましたが、スバルなので仕方がないかな。

コンセプトカーvizivの↓イメージがあったのでちょっとがっかり。


でも、前回よりも大人しくカッコ良くなりました。
ビートたけしみたいな顔は卒業です。

 後ろはこんな感じ、オレンジの差し色は三菱っぽいですが、このデザインはスバルのほうが先ですね。カーゴスペースはたっぷりです。

アウトバックがデカすぎるって人は、フォレスターがツボ。
逆にごちゃごちゃしてるのは大人気なくて苦手って人は、アウトバックですぞ!


スタイリッシュなインパネ周り。内装のエンボス加工と相まって、パンチング装飾がレーシーです。
そして見やすい。

 シートから背中を離すことなく操作できるように整然とスイッチ類が並んでます。
大味なアウトバックに比べて、カッチカチでコンパクト、繊細なイメージ。より飛行機のコックピットに近づきました。

オッサンは目が疲れるので、計器類は最小でいいよー

 ナビはカラーコピーを貼り付けてあるのかと思ったら、動き出したのでちょっとびっくり
ナビだけでなく、各ディスプレイの絵画能力が素晴らしい。

内装の質感が多彩で合成皮革・プラスチック・ゴム系と様々
同じエンボス加工でも、触った感じが違って面白い。ドア等の手で触るところはクッションが入っています。足のスネが当たるところも柔らかすぎず硬すぎずのパット入り。さり気なくスポーティー。

 シートのホールド感が良い。
アウトバックのガバガバ感でなく、レヴォーグのぴっちり感でもなく
背中にしっとり張り付き、程よいホールド感が絶妙。

 シートとドアに防水加工を施した生地を使用。

 中途半端に開けても、しっとり止まるアームレスト兼センターコンソールの蓋。
カップホルダーの後ろは、スマホを置くところですね。

乗り味インプレッション
アウトバックより目線が高いので、交差点で曲がったときなどに、低重心なのが良くわかります。ホイールベースも短いし、車重もアウトバックより100k/g程度軽いので、すべての点で、良くも悪くも車体の軽量さとコンパクトさが特性として出ています。
エンジンもFB25で同じですが、フォレスターは直噴化されて若干高出力です。

 加速・減速・旋回時に軽快感があります。

 リニアトロニックは進化して、アクセルオフすると素早く変速してエンジンブレーキがよく効きます。その反面、微妙なアクセルのON・OFFに(全く滑ってないぜーと言わんばかりに)MTのようなショックが来ます。カタログを見るまではスポーツリニアトロニックかと思ったほど。
 SIドライブは街中ではIモードのほうが走りやすい。Sモードはワインディングなどで、ハイペースで走るときには気持ちがいいのでしょう。明らかに高回転で変速する特性に変わります。

 回頭性はアウトバックの方が良い。ステアリング比は若干フォレスターの方がタイトですが、明らかにアウトバックのほうが応答が良いです。

 フォレスターは、コーナー後半でアクセルを当てて、リアタイヤにトラクションをかけるように走らすと面白い。
 所謂、アクセル踏んで旋回力を引き出す走り方をすれば、リアステアをより感じることができます。車がもっと踏んでくれ!って感じに脱出姿勢を取りますよ。

 車高が高くてホイールベースが短いフォレスターが、普通の乗用車と同じように運転できるのは、アクティブトルクベクタリングと水平対向エンジンを元にした低重心の恩恵ですね。

 とてもスポーティーです。

 欲を言えば、もう少し右にシートをセットして欲しかった。
左足のパットがタイトだからか?乗車した時の右側の余裕が気になりました。
僕の体がデカいからか。

 ドアミラーは、1/4外側が曲面になっていて、より広範囲を確認できます。

やっぱりアウトバックより車体がコンパクトなので、悪路に入っていく時は心強いですね。

 内装は腕時計で例えるなら、カシオḠショック、タフギアのイメージ満載です。
アウトバックはセイコーモンスターですな↓


 アウトバックとフォレスター
 どちらが良いかはとても悩む所だけど、結局は好みの問題。

悪路走破性で選ぶのは避けたほうが良い。

 悪路走破性はロマンです。スタックしたことを考えたら、悪路で無理はできないものです。車重1.5tが下回りを着いて動けなくなったら、脱出するのは大変です。楽しい休日はそこで終了。

 下回りを着くような、ガレガレの道を度々走る必要があるならフォレスター。
スノボのゲレンデまでの雪道、シーカヤックするために砂浜走行程度ならアウトバックでも十分。

でも、正直に思ったのは、フォレスターのコンパクトさが、取り回しの易さとしては魅力でした。しかし、アウトバックはそれ以上に運転しやすいし、そのデカさ程度なら不自由を感じることはあまりないですから…
因みに、最小回転半径 アウトバック5.5m・フォレスター5.4mです。
 
価格的には+30万でアウトバックが買えてしまうし…
燃費はフォレスターのほうが悪そうだし。

アウトバックの内装に、物足りなさを感じるならフォレスター
フォレスターに中途半端なエクステリアで贅沢をするなら、アウトバックのベースグレードを買ったほうが、大きさと所有感が手に入るので幸せになれると思う。

嫁目線でひとこと!
 アウトバックのほうがアタシの顔が小さく見えるでしょう?
 アウトバックに乗る前なら”小さい方が乗りやすそう”てなイメージでフォレスターを買ったと思いますが、アウトバックに乗り慣れてしまうと運転に不安は全くありません。
 フォレスターの内装はごちゃごちゃしててちょっと苦手。メカ的な所はよくわからないし、悪路は走らないので、全てにおいて断然アウトバックです。
 

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