いつもの風景がちょっと違って見えた。
骨伝導ヘッドセット。
骨伝導技術とは、耳周辺の頭蓋骨を振動させて聴覚神経で音を感じる技術です。
耳の穴がフリーになるので、外部の音が遮断されることがないので外の音が聞こえやすく
耳の穴を密閉するタイプのイヤホンよりも安全です。
因みに、自転車を運転中にイヤホンで音楽を聴いていて、周りの音が聞き取れずに
事故を起こした場合、道交法70条の安全運転義務違反で罰則の対象になる可能性があります。
KSCAT NICE5 骨伝導 bluetooth ヘッドセットです。
素材:金属+ABS 重さ:50g
サイズ:約14*12*5cm
通信距離:10m
Bluetoothバージョン: Bluetooth 4.0 (Bluetooth Chip: CRS8635); A2DP,AVRCP,HSP,HFPプロトコルをサポートしています。
周波数特性: 20Hz-20kHz
マイク感度: -45dB±3dB
スピーカー感度: 100±3dB
電池:200mAh 充電時間:2時間
インターフェース:Micro USB
IPX6レベル防水(あらゆる方角からの噴水で有害な影響がない)
耐水型なので、水洗いOKです。
中国製。
バッテリーの持ちは連続再生6時間程度、USBコードで充電するタイプです。
インプレッション
見た目ゴツいです。
装着感
このヘッドセットの装着は見ての通り
こめかみと耳の前部分のパットで、頭部を挟むように装着するのですが
締め付けすぎず緩すぎず。
数時間付けていても、頭とかこめかみが痛くなることはないです。
しかし、ランニングの時などは振動と汗でズレてきて頭の後ろ部分が首に当たると
結構な違和感があります。
サングラスを頭の後ろから掛けたと同じ状態ですな。
総重量50g 見た目より重くないです。
眼鏡フレームとの干渉
耳に当たる(モダン)の部分を跨ぐような設計なのですが、干渉します。
当然ですが、ヘッドセットとメガネが干渉した部分はお互いに傷が付きます。
ロードバイクで使用しているサングラスはテンプルからモダンにかけてストレートで
プラスチックの厚みのあるデザインなので、重ねて装着するとしっかり干渉しました。
違和感いっぱいなので、サングラスのフレームはヘッドセットの上に逃がして重ならない状態で装着しています。
操作
一度ペアリングしてしまえば面倒なことはないです。
操作系は左側に纏まってます。
電源スイッチ、USBジャック、ボリューム兼操作ボタン、LEDインジケーター
スマホの応答ボタンとマイクの穴も左側のパットの外側にあります。
音質
Bluetooth 4.0 A2DP採用なので、音質は良いはずですが…
付属の耳栓をすればある程度の音質は確保できますが、普通に音楽を聴くのには
全く適さないです。
高音と低音が聴きにくく(耳の穴から漏れてる感じ?)クリアではない音質です。
しかし、ポットキャストなどで人の声が主体の番組を聞く場合は、その音質のおかげで
会話が聞き取りやすく疲れにくいです。
外部の音も一緒に聞こえるので、音質が悪くても仕方がないかな
音漏れ
激しく音漏れします。
音量を上げた場合、何を聴いているかわかるぐらいはっきり音が漏れます。
電車の中とか恥ずかしくて使えません。
ロードバイクに乗る時に使えるのか?
巡航速度30km/hを超えると風切音で何を聴いているのかわからないぐらい聞こえない。
車が多い道は騒音で聞こえにくい。
静かな田舎道とかサイクリング道・ヒルクライムで25km/h以下で走行するなら十分に使える。
まとめ
ランニング又はウォーキング中にイヤホンのコードが汗でベタベタしたり
走る振動で外れることがないので、快適に音楽を聞けるようになった。
それから解放されるだけで買ってよかったと思う。
骨伝導ヘッドセットは、音楽と同時に外部の音も鮮明に聞けるけど、人間の音を聞く器官は一つなので、その音は競合する。
ヘッドセットのボリュームを上げすぎれば、当然外部の音が聞こえにくくなる。
人間なので、メディアで興味深い会話を再生していたりして、意識を持って行かれている場合はそれしか聞こえない、これを使っているから外部の音がすべて聞こえているとは限らない。
やはり使用には意識的に外部の音に注意して使用する意識が必要です。
今後、もう少し重量が軽くなってくれて、音質が改善されたらもっと使いやすくなるかな。
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