HAMAKAZE jj: 【猟芸】猟芸極まる。

2019年4月11日木曜日

【猟芸】猟芸極まる。

「これをやりに俺は生まれてきた。」と思えることだけを考えていればよい。
アーネスト・ヘミングウェイ




若犬(ダービー)の多感な時期に、心と体のバランスが崩れて起こるダービーブロークン。
猟欲が爆発して興奮が収まりません。

速く走れる足、丈夫な心臓、感覚に優れた鼻と耳。
繊細で人の機微に敏感な性格、応用の効く頭脳。
すべてが鳥を探し、抑え、ポイントするために最適化されて生まれてきたのです。

それに気付いたのなら、嬉しくて興奮するのは仕方のないこと
考える頭があれば、四六時中夢中になって好きなことだけ考えていれば良いのです。

僕にもそんな頃があった気がする。

劇中11:21 最後の群鳥へのアプローチ。
一年前にセブンに教えた狩り方です。

フィールドを大きく使って、雉の匂いを取りながら共同作業で挟み込む。



19:21 最後の雉は、セブンを大きくラウンドさせて、僕と共同で這う雉を挟み込むように
追い込むことを教えました。
僕を使って雉を抑えることが出来たら一犬前。 これを覚えたら、雉を僕の足元から出すことだってできるし、顎の下で抑えることも簡単だ。 セブンは雉が這うことに気がついたかな? イングリッシュポインター 生8ヶ月
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カメラがショボくて酔ってしまいますから注意が必要。

この頃はセブンに”雉は這って逃げる”事を教えてました。
何度も空ポイントして、なぜ匂いが濃いのに鳥がいないのか?
かと言って、直線的に寄り付けば蹴り出してしまう。
犬に鳥の扱い方を教えることはできないので、自分で学習するしかない部分です。
毎回失敗の連続で、セブンなりに気がつくことがあったのでしょう。

この這う雉を追った後から、狩り方が大きく変わりました。

”鳥の気配あり”となれば、僕の到着を待ってから、共同作業で雉を追い詰めることを意識するようになったので、認定態度の前置きをするようになりました。
条件さえ整えば、上手に足元から出してくれるから頼もしい。

米系の全力で走ってきて急停止の後、一発ポイント!
それも素晴らしい芸ですが、僕が英系にこだわる理由は雉へのアプローチが多彩なところ。

彼は僕の誇りです。



0 件のコメント:

コメントを投稿

adsense

!!